30代向けのレンタルファッションとしてよく比較されるのが「エアークローゼット」と「エディストクローゼット」ですよね。
「エアクロとエディクロってどう違うの?」
「どっちが私に向いてるかな?」
と迷っている方に向けて、エアクロとエディクロの違いについて解説します。
両者を試してみた結果、筆者には「エディストクローゼット」のほうが合いました。
- エアクロを解約した理由
- エディクロを継続している理由
についても記載しているので、参考になれば幸いです。
- いろんな服を試してみたい人
- ファッションの好みの幅が広い人
- スタイリストによるコーデを楽しみたい人
- ファッションであまり冒険はしたくない人
- トレンドの服が着たい人
- オフィスカジュアルを求めている人
- 自分で服を選びたい人
目次
エアクロとエディクロの違いまとめ
同じレンタルファッションといえども、「エアークローゼット」と「エディストクローゼット」では、サービスの内容も特徴もまったく異なります。
主な違いをまとめると、
エアークローゼット(最もメジャーなレギュラープランの場合) | |
借りられる服の数 | 1回あたり3着 |
月に借りられる回数 | 無制限 |
借りる服は | 自分で選べない(スタイリストによるコーデ) |
月額 | 税込10780円 |
エディストクローゼット(一番人気のレギュラープランの場合) | |
借りられる服の数 | 1回あたり4着 |
月に借りられる回数 | 月1回 |
借りる服は | 自分で選べる |
月額 | 税込9460円 |
エアクロの場合は上記の月額会費に加え、配送1回につき330円の返送料がかかります。
エアクロをやめた理由
筆者の初めてのファッションレンタルデビューが「エアークローゼット」でした。
実際に続けてみて「エアクロは自分には合わないな」と感じ、3か月で解約となりました。
届く服がダサい
エアクロを辞めた一番の理由は、「届く服が全体的に好みに合わない」ことです。
入会したばかりの頃の夏服は可愛い服も結構多くてはしゃいでいたのですが、季節が変わり冬服になるにつれ「スタイリストさんがコーデしたわりにめっちゃダサい…」と感じるコーデが増えてきました。
次第に「次はどんな服が届くかな」というワクワク感よりも、変な服が届いたときのガッカリ感が上回ってしまい、最終的に3か月で解約してしまいました。
以前このブログでも、「エアクロでダサい服が届かないようにする方法」を記事にしたことがありますが、最後はもうそれすらめんどくさくなってしまいました。
毎回リクエストを入力するのが面倒
エアクロでは、毎回返却するたびに次のコーデの希望をアプリで送信する仕組みになっています。
例えばこんな感じ。
「オフィスカジュアルに合う服をお願いします」
「取引先と食事をするので、華やかで上品なコーデをお願いします」
スタイリストさんはこちらの希望を読んでコーデを組んでくれますが、毎回希望を入力するのって結構めんどう。
1回あたり借りれる数が「3着」は少ない
エアクロは1回あたりの貸出数は「3着」です。
3着だけだと、ある程度自前の手持ち服を動員しないと着回しできないので、すごく中途半端に感じられました。
後述するエディクロでは1回4着借りられます。「トップス2着とボトムス2着」を借りればレンタル分だけで4種類のコーデが楽しめます。自前服と組み合わせたらさらなるバリエーションも楽しめる!
ロスタイムがもったいない
エアクロは「回数無制限で月に何度でも借りられる」のがウリです。
エアクロを始めたころは、毎週のようにいろんな服をとっかえひっかえ借りまくっていました。
ただし、ひとつだけ落とし穴があります。
それは「いま借りている服を返却しないと次の服が届かない」ことです。
往復の配送にかかる日数を考えると、次の服が届くまでに3日とかひどいときは4日くらいかかってしまいます。
回数無制限とはいえ、月に3回も4回も借りていると、その分次の服が届くまでの待ち時間も増えてしまいます。
「この日にエアクロの服着て行きたかったのに届かない(悲)」となることもあり、返却のタイミングが難しかったです。
アプリの着こなし写真が野暮ったい
エアクロでは専用アプリで取扱いアイテムのラインナップを見れます。
アプリでは他のユーザーさんたちがエアクロの服をどう着こなしているのか写真を見ることもできます。だけど他のユーザーさんたちも素人なので、「どうも野暮ったいな」(失礼)と感じてしまう自撮り写真がすごく多いんですよ…。
一方、後述するエディクロではアプリから自分で好きな服を選んでレンタルする仕組み。
エディクロアプリではキレイなモデルさんが実際に着用した写真が何枚も掲載されてるので「あれもこれも着てみたーい!」と気分がアガります。
エディクロを継続している理由
筆者のように服の好みの幅が狭い人や、コンサバな服が好きな人にはエディクロのほうが向いているように思います。
エディクロに乗り換えてから半年以上たちますが、エアクロで感じていた不満がすべてカバーされて満足しています。
トレンドっぽい服が多くておしゃれ
エディストクローゼットで扱われている服はすべて自社ブランドのもの。
トレンドを抑えていて個人的にはとても好きなテイストの服が多いです。
オフィスコーデに着回ししやすい、コンサバカジュアルな服がメイン。
ベーシックな服やキレイ色のパンツなどもあって、選ぶのが楽しいんですよね。
「服を自分で選べる+4着借りれる」から使い勝手◎
エアクロを試した結果「やっぱり服は自分で選びたい!」という結論に落ち着きました。
エディクロではスマホアプリを使って、借りたい服を自由に4着選べます。
手持ち服との組み合わせも考えて自分でセレクトした4着。
それに貸出期間が1ヶ月というのも絶妙。
レンタル服を着倒して「そろそろ飽きてきたかなー?」というころに次の服が届く感じ。
自分の中でも最高に良いサイクルができているなーと思います。
プランによって会費がかなり安くなる
エディストクローゼットでは、4つの料金プランがあります。
契約期間が長くなればなるほど、月額もかなりおトクになる仕組み。
プラン | 月額 |
---|---|
トライアルプラン | 1か月契約。月額10120円 |
レギュラープラン | 3か月契約。月額9460円 |
ゴールドプラン | 6か月契約。月額8690円 |
プラチナプラン | 12か月契約。月額8360円 |
エディクロのデメリット
良いことづくめにも思えるエディストクローゼットですが、欠点も2つあります。
ラインナップがやや少ない
シーズンごとに新作がどんどん追加されるエディストクローゼットですが、服のラインナップがもっと増えたらいいのにな~と思うことがあります。
例えば、2021年7月現在では以下の85点から選ぶことができます。
- ブラウス 22点
- カットソー 4点
- ニット 7点
- スカート 19点
- パンツ 19点
- ワンピース 10点
- ジャケット 1点
- プルオーバー 3点
85点というと多いように感じるかもしれませんよね。
だけど蒸し暑い7月には着られないような長袖の服も含まれてますし、全然好みじゃない服とかも除外すると、実際に着てみたい服はその6割くらいに収まる感じです。
在庫なしで借りたい服が借りられないこともある
新作の服や、デザインがかわいい服は人気が集中してしまい、借りたいときには在庫切れになっていることがあります。
新しい服が送られてくるタイミングで、次回のアイテムを選ぶことができます。
うかうかしてるとかわいい服はあっという間に在庫切れになってしまうので、次回コーデが選べるようになったら、着たい服は真っ先に確保しておくのが鉄則です。
エアクロが向いている人とエディクロが向いている人
このブログ記事では、「エアークローゼット」と「エディストクローゼット」を実際に試してみて感じた両者の違いについて解説しました。
また、エアクロを解約してエディストクローゼットに乗り換えた理由についても口コミを紹介しました。
エアークローゼットはこんな人に向いています。
- いろんな系統の服を試してみたい人
- スタイリストによるコーデを楽しみたい人
一方、エディストクローゼットはこんな人に向いています。
- トレンドを抑えた服が好きな人
- 自分で服を選びたい人
同じファッションレンタルではあっても、どちらも特徴があり、人によって向き不向きがあります。