知育記録

スマイルゼミを無料体験して辞めた理由。新小1の先取り学習の壁!

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長女が新小1を迎える直前の3月にスマイルゼミの無料体験を申し込みました。
実際に教材に触れてみてわかったことや感想など、ブログにまとめます。

一応付け加えておきますと、2週間のお試しをした結果、我が家では今回はスマイルゼミの受講は見送ることにしました。めーっちゃ迷ったんですけどね…受講を辞めた理由なんかについてもまとめております。

どうぞお付き合いください!

スマイルゼミを辞めた理由…先取りには微妙か…?

ママ友の子に、英検・数検・漢検など取りまくりのとーっても勉強のできるお子さんがいます。彼は年中さんからスマイルゼミをやってたようで、ママ友からも「スマイルゼミいいよ‼」と激推しされていました。

私はもともとタブレット学習は敬遠していたものの、「そんなに良いのならいっちょやってみよか!」と申し込んでみました。

2週間の無料体験期間中なら万一解約してもお金返ってくるし、軽い気持ちで申し込んでみた

で、届いたタブレット!

何種類かから選べるタブレットカバーは、組曲のピンクを選択。
かわいい!!娘ちゃんも初めてのマイタブレットということで大喜び。

ということで早速やり始めたんだけど、見ている母としてはモヤモヤしてしまう点も多数あって…。

このまま続けるか解約するかすっごく悩んだけど、結局解約の連絡をしたので理由などまとめてみます

目が悪くなりそう

まず初めに思ったのが、「これ(スマイルゼミ)、頑張れば頑張るほど視力悪くなるやつな!?」と思ってしまった。

公式では正しい姿勢で、適度に休憩をはさみながらやれば問題ない的なアナウンス出てますが。それはたしかにそうかもしれんけど、娘の様子を見ていると高学年ならまだしも、新小1のまだまだ小さな身体でタブレットから30cmの距離を保ちながら学習するのは難しい気がします。

トド英語やトドさんすうなど、スマイルゼミ以外の知育アプリもあれこれやっているので、そこにスマイルゼミまで加わるといよいよスクリーンタイムが気になるな、と…

まぁ現代の子供たちはそもそも視力悪くならない方が無理ゲーなので、割り切るのもありかもしれないですけどねー…。悩みどころ。

上述したスマイルゼミやってるお友達もメガネかけてるしなぁ…と思うと、ちょっと慎重にならざるを得ないな~と感じたのでした

基本コンテンツの先取りはできない

スマイルゼミの基本画面がこんな感じ!

  • 国語
  • 算数
  • 英語
  • 漢検ドリル
  • 計算ドリル

といったコンテンツが並んでいて、そこから「きょうのミッション」として提案されたものをこなしていく感じです。

今回だと新小1の3月だったので、「小学校探検」的なコンテンツが盛りだくさん。
アニメーションも豊富で、シンプルに楽しいから引き込まれます。

こうした基本コンテンツは「新小1 3月」というように月ごとに配信されるので、4月、5月…と任意で先へ先へと進めることはできないみたい(一学年上のコースを申し込むなどの裏ワザはありますが)。

我が家は先取り学習が受講目的だったのでそこが引っかかった

難易度は良くも悪くも学校の進度に合わせている(か、ちょっと早いくらい)から、大半のお子さんにとっては簡単にこなせるレベルです。

例えば、新小1の3月の時期だと、ひらがな練習のコーナーがあったり。タブレットにひらがなを書く練習をしたらメダルをもらえたりします。

子どもは大喜びでやってるけど、母としては「いや、ひらがなもう書けるし…視力落ちるリスク背負ってまでわざわざやる内容かこれ…?」って思ってしまったんやすまん…。

まだ知らないことを身に付けるためにタブレットを活用するのは大いに結構だけど、すでに知っている内容の復習にまでスクリーンタイムを消費したくない派の私です。任意の内容を保護者判断で封印できる機能があったら受講を続けたかもしれないなぁ。

コアトレで算・国の先取りはできるけど…

筆者のように、先取りが目的の場合には無学年学習の「コアトレ」というものがあります。

算数・国語だけですが、子どもの理解度に合わせて中3の範囲までどんどんと進めることができます。筆者も「コアトレ」に魅力を感じてスマイルゼミ始めました。

「中3まで先取りできるなんて最高!」と思ったコアトレですが、実は落とし穴があって、これめっちゃつまんないんですよ~(泣)毎月配信される基本コンテンツはアニメーションたっぷりで子どもの興味をひく作りになっているのに対して、コアトレは「ザ・勉強!」という感じで子どもは進んでやりたがらない!コアトレやらせたい親の気持ちなど知らずに、子はメダル目的に延々とひらがなの書き取りとかばっかやってて泣きたくなるw

水は低きに流れるといいますか…そりゃあ子どもは楽しいほうやっちゃうよね!!気持ちはわかるww

あと、コアトレ自体も単元ごとにちょっとした講義動画がついてたりして悪くはないと思いましたが、演習量が圧倒的に不足しているのでコアトレ一本で完璧に先取りできるかというと怪しいなと思いました。結局は他の教材も入れて補強していくことになるのですが、そうなるとそもそもコアトレ必要かな??となってしまったり。

アニメーションが豊富なゆえにまどろっこしい

毎月配信の基本コンテンツは、アニメーションも豊富で子どもが楽しく学習に取り組める仕組みになっていますが、裏を返すととってもまどろっこしい!!

まだ理解していない内容をアニメーションを使ってわかりやすく理解できるようになるのはとても良いですが、すでに理解している内容までそれやられると、アニメーションが終わるまで待機している時間がもったいなく感じてしまうのです。せいぜい数秒かもしれないけど、塵も積もると地味にストレスになる気がする。

そして多分タブレットで1問解く間に、紙の問題集なら3問解ける

ゲームいらない!

スマイルゼミでは毎日提案される「きょうのミッション」を終えるとゲームで遊べるようになるのですが、このゲーム機能マッジでいらーーーーーーん!!!!え???なんでこんなのあるの?そしてムダに種類多い(たしか50種類近くあった)し…!!!勉強するためのサービスを買っただけであって、ゲーム機を買ったんじゃないんですけど???(怒)


うちの子は勉強はそこそこに、ゲームばっかりやりはじめる未来しか見えなかったので退会することにしました。一応ゲーム時間は制限できるようにはなってるけど。ただでさえスクリーンタイム気にしてるのに、余計なゲームで消費してほしくないわ。

保護者判断でゲームを封印する機能などあればもしかしたら受講続けたかもなぁ?どうだろ?

結局、勉強は紙でやるもんじゃない…?

そしてこれは単に私が昭和脳なだけなんだけど、でもあえて言っちゃうと「勉強って紙でやるもんじゃん?」と思う。

タブレットで漢字書いたり、楽しく学ぶことそれ自体は良いことかもしれませんが、結局学校のテストも大学受験も紙で出題されるわけで。タブレット学習に慣れすぎてしまうと、公文や学校の計算ドリルとかつまんなくてやらなくなってしまうのでは…?と警戒しています。

スウェーデンではタブレット学習を推進した結果、子どもたちの学力が下がったので紙と鉛筆に回帰することにしたというニュースも最近出てましたしね~

ということで我が家ではしばらくは市販のドリルや問題集を使って学習進めていきたいなとふんわり考えております。

このブログ記事では、スマイルゼミを辞めた理由についてつらつら書いていきますが、先に断っておくとスマイルゼミ自体はすごく良い教材だと思うんですよ!あくまで個人的な受講目的に照らすとnot for meだっただけで…、うまく使いこなせばぐんぐん成績上がると思います。悪しからず。

 

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