このページにたどり着いたあなたは、メンヘラな友人との関係に悩んでいるのではないでしょうか。
友人関係は本来楽しいものですが、相手の言動に振り回されてばかりでは心身ともに疲弊してしまいますよね。「もう限界かも」と思いつつも、気持ちの整理がつかずに関係を続けてしまうことも…。
ですが、メンヘラな友人とズルズルと関係を続けることは、あなた自身の幸福に悪影響を与える可能性があります。
この記事では、メンヘラな友人とはスッパリ縁を切るべき理由について解説します。
目次
メンヘラと縁を切るべき5つの理由
愚痴や不幸自慢ばかりで疲れる
メンヘラ気質の人は、愚痴や不幸自慢を頻繁にします。
「お茶でもしない?」と誘われて会ってみても、延々とネガティブな話ばかり…。親の愚痴、仕事の愚痴、恋愛の愚痴などが続くと、聞いている側はどっと疲れてしまいます。
「また愚痴を聞かされるのかな…」と感じるようになったら要注意。
ポジティブな話ができる相手との関係こそ、心が安定するものです。
時間の無駄
率直に言って、メンヘラとの付き合いは時間のムダです。
彼女たちの中には、「病んでる可哀想な私」と自己陶酔モードに入ってしまっている人間も少なくないからです。自分に酔っているうちは、いくら私たちが「力になってあげたい」と話を聞いてあげたり、助言をしたとしても、その大半は徒労に終わってしまいます。
私たちが持っているもののなかで、最も貴重なものは時間です。
限られた大切な時間。他人の自己陶酔に振り回されるのはもうやめませんか?
類は友を呼ぶ
「類は友を呼ぶ」という格言があるように、人は一緒に過ごす人の影響を受けます。
「毎日充実していて楽しい!」という人たちと、
「私は不幸で毎日毎日つらくって…」と愚痴ばかりこぼしている人たち。
あなたはどちらと付き合いたいですか?ネガティブな話ばかりしている友人と付き合っていると、知らず知らずのうちにあなたの思考も後ろ向きになってしまう可能性があります。
不幸は伝染する
不幸やネガティブな事象は、不思議と伝染します。
あなたは言霊(ことだま)ということばを聞いたことがありますか?
自分の発したことばは現実化して自分に返ってくるという考え方です。
メンヘラの人たちは「自分がいかに不幸で恵まれないか」をアピールするのが大の得意です。そうした愚痴や不幸自慢が、さらなる不幸を招いているのかもしれませんね。
そんな愚痴にさらされているあなたにとっても決して良い影響は無いでしょう。
不幸のスパイラルに巻き込まれないうちに、早々に撤退しましょう。
友達だと思っているのはあなただけかも
「嫌な思いをさせられることも多いけど、さすがに縁を切るのはちょっと」
そのように感じているあなたはとても優しくて素敵な人だと思います。
ですが、そのお友達はあなたのことを本当に友達だと思っていますか?
都合の良い愚痴のはけ口として、あなたに依存しているだけではありませんか?
残念ながら人間関係には賞味期限があります。
たとえ長年のつきあいのお友達なのだとしても、「つきあっていてしんどい」「楽しくない」と感じていたり、会ったあともイライラをひきずるような関係なのであれば、もうその子との関係は賞味期限切れなのかもしれません。
メンヘラな友人との接し方と縁を切る方法
連絡の頻度を徐々に減らす
いきなり音信不通にすると、相手が不安になり、しつこく連絡してくる可能性があります。自然な形で距離を取るために、まずは返信を遅らせたり、連絡する回数を減らしてみましょう。例えば、これまで即返信していた場合は、数時間後、翌日と間隔を空けると違和感なく距離ができます。
返信のタイミングを遅らせる
「今すぐ返信しないと」と思いがちですが、少しずつ連絡の優先順位を下げましょう。返信を遅らせることで、関係の密度を自然に薄めることができます。特に愚痴が多い友人に対しては、即座に対応しないことが重要です
愚痴が始まったら話題を変える
会話がネガティブになりそうなときは、「そういえばこの前〇〇があって〜」と別の話題を振るのが効果的です。楽しい話や共通の趣味などに誘導すると、会話の流れを変えられる場合があります。どうしても話題が変えられないときは、「それは大変だね。でも、最近〇〇はどう?」とさりげなく切り替えましょう。
「相談には乗れない」とはっきり伝える
優しく接するのも大切ですが、明確な線引きが必要です。「いつも話を聞いてくれてありがとう」と言われても、無理に共感する必要はありません。「ごめんね、今ちょっと余裕がなくて相談には乗れそうにないんだ」と正直に伝えることで、依存を軽減できます。
予定が埋まっていることを伝える
「今ちょっと忙しくて…」「予定が詰まっててなかなか時間が取れないんだ」と伝え、会う頻度を減らしていきます。何度も誘いを断ることで、相手も「最近会えないな」と察するようになります。自然なフェードアウトを試みる方法です。
新しい趣味や人間関係に時間を使う
新しい趣味やコミュニティに参加することで、自然と関係が薄くなります。例えば、習い事を始めたり、別の友人との時間を増やしたりすることで、関係がフェードアウトしていくでしょう。「最近〇〇を始めて、すごく楽しくて時間がいっぱいなんだ」と前向きな理由を伝えると、角が立ちにくくなります。
「関係を続けるのが難しい」と正直に伝える
どうしても関係が改善されない場合は、直接伝えるのが最善の選択です。「今の関係が私にとって負担になっていて、距離を置きたい」と率直に言うことで、相手にも理解してもらえる可能性があります。ただし、言い方に気をつけて冷静に伝えることが大切です。
ブロックや削除を考える
最終手段として、SNSや連絡先をブロック・削除する選択肢もあります。特に、しつこく連絡をしてくる場合や、精神的に負担になっている場合は、無理に関係を続ける必要はありません。ストレスが蓄積する前に、自分を守るための手段として検討してもいいでしょう。
まとめ
この記事では、メンヘラと縁を切るべき理由について述べました。
メンヘラと友人関係を維持するのは並大抵の忍耐力では持ちませんよね。
筆者も、15年来の付き合いのあった女友達との関係を断ったことがあります。
その友達とはいい思い出もたくさんあったので、私自身すごく悩みました。
だけど、年々こじらせていく彼女の愚痴に疲弊したり、心を傷つけられることがだんだんと多くなりました。そして彼女のとある言動から「こちらが相手のことを思うほどには、相手は私のことを大切に思っていないんだな」ということを悟り、徐々にフェードアウトする結果になりました。
冷たい意見かもしれませんが、自分の人生をより充実したものにするためには、メンヘラとはなるべく関わりを持たないのが正解です。
困ったお友達に振り回されて、疲れてしまっているあなたの参考になれば幸いです。



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