年中になりたての春頃から公文式の国語を始めました。
「くもんってぶっちゃけどうなの!?」
「幼児からくもんに通わせて意味あるの?」
「4歳のくもんの国語ってどんなこと勉強するの?」
そうした疑問をお持ちの方に向けて、このブログでは実際に公文式で学習している内容や、くもんに通って感じたメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
4歳(年中)のくもん国語の学習内容
公文を始めたきっかけは「佐藤ママ」
公文を始めようと思ったきっかけは、お子さん4人全員を東大医学部に入れたことで有名な「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんの影響です。
妊娠中にネットの記事で、佐藤ママがお子さんの幼少期から公文に通わせていたことを知り、「私も子どもが生まれたら絶対公文に通わせよう!」と決めていました。
0歳のときには赤ちゃん用の公文「ベビーくもん」にも通っていました。
「いずれ公文式に入会したときに教室にすんなり馴染んでくれたら…」との思いもあり続けてました。けれど4歳で実際に公文に入会したときには娘本人はベビーくもんでの記憶なんて一切残っていないので意味があったのかといえば微妙ですw
4歳(年中)で公文の国語を始めた時点でのレベル
4歳でくもんの国語を開始したときのレベルは大体このくらい。
- ひらがなを読める
- ひらがなを書ける(ただし書き順は×)
- カタカナ・漢字はまったく読めない
3歳頃から自宅で「七田式プリントA」をやっていたおかげで、ひらがなの読みはほぼ知っている状態。「がぎぐげご」「ばびぶべぼ」といった濁音も読めて、簡単な単語も拾い読みできる程度でした。
4歳(年中)の公文の国語の学習内容
現在、公文式の国語を一教科だけ受講しています。教室での学習内容は主に、
- ズンズン教材(運筆教材)
- 国語プリント
の2種類がメインとなっています。
ズンズン教材とは運筆練習用の教材です。
動物やホットケーキなど、子どもにとって身近なモチーフのプリントで直線や曲線を描くことで運筆力を鍛えます。
国語プリントは入会時に先生が子どものレベルを見て判断してくれるようで、当時4歳半の娘は「6A」レベルからのスタートになりました。
6Aプリントでは文字の音読がほとんどです。
簡単な単語や文章を声にだして読んだりします。二語文や形容詞なども出てきます。
今は5Aに進んでます。4歳だとちょうどいいかちょっと遅いくらいのレベルかな?
文章が少しずつ長くなり、毎日続けることで音読力が鍛えられます。
まだ幼児のため、教室では先生がほぼつきっきりで見てくれています。
教室の滞在時間は毎回30分ほどですが、プリントだけでなく、教室にあるパズルや知育教材で遊ばせてもらったりもしているみたい。
国語しか受講していないのに、数字もやらせてもらってるのはなんだか少し得した気分です。
公文は宿題が多い
「公文は宿題が多い」とよく聞きますが、やっぱり少し多い印象です。
コツコツ毎日やれば1日10分弱で終わる量ですが、ついついやり忘れる日もあったりで、溜めてしまうと大変。
宿題の内容は、教室でやるのと同じズンズン教材と国語プリントです。
それに加え、他の教室でも同じかどうかはわかりませんが、漢字カードも数枚入れてくれています。教室に行くたびに新しい漢字カードと交換してくれます。
くもん出版から市販もされている漢字カードなのですが、良い教材なのでアマゾンで買っちゃうのもアリだなぁと思ってます。
4歳(年中)でくもんに通って感じた効果とメリット
まだ公文に通いはじめて3か月ほどですが、めきめきと成長していて「通ってよかったなぁ」と思っています。
メリット① 何時に行っても良い
公文式は教室が空いている時間帯なら何時に行っても良いシステムです。
始まる時間がカッチリ決まっている水泳などのほかの習い事と違って「絶対16時までに行かなきゃ!遅刻するー!!」などと焦ることがないのは、送り迎えする親としてはありがたいかも。
メリット➁ 音読がレベルアップ
もともとひらがなの読み書きはできたものの、読み方がたどたどしくかなり拾い読み気味でした。
入会してから約3か月、くもんで大量の国語プリントをこなすうちにいつの間にかスラスラ読めるようになりました。やっぱり継続は力なり!音読は国語力・読解力の基礎を支えるものですから、早いうちに鍛えることができて良かったです。
メリット③ 助詞の「は」もマスター
ひらがなの「は」は文脈によって「ha」と読んだり「wa」と読んだりしますが、公文式入会前はそれを娘にどう教えたものか…と悩んでいました。
こちらも気が付けば正しく「ha」と「wa」を使い分けながら音読できるようになっていました。ありがてぇ!!
メリット④ 漢字がちょっとだけ読めるように
毎回宿題に漢字カードが入っているおかげか、漢字にも少しずつ親しんでいます。
「月」とか「山」とか、見たことのある漢字がどんどん増えています。
メリット⑤ 学習習慣が身に着く
「学習習慣を身に着けたい」のが幼児のうちに公文式を始めた際の最大の目的でした。
「毎日勉強するのが当たり前」と習慣づけるため、これまでもおうちでプリントなどには取り組んできましたが、特に「自宅とは違う教室で学習する」経験をさせてあげられるのが良かったです。
友人のお子さんの話を聞いてると、「これまでは幼稚園でめいっぱい遊んでいたのに、小学校に入って毎日急に勉強しなくてはならなくなりなかなか小学校に慣れない」という話をよく聞くので…。小学校入学前の慣らしとしても公文を始めて良かったなと思います。
4歳(年中)でのくもんのデメリット
デメリット① 送り迎えが大変&待ち時間がダルい
4歳ではまだひとりで教室に通えないため送り迎えしていますが、週2回なので少し大変です。私も仕事があるので、公文の曜日は少し早めに仕事を切り上げたりして調節しています。
また毎回の教室滞在時間は30分ほどなので、この中途半端な待ち時間をやり過ごすのも毎回手持ち無沙汰です。せめて1時間あれば自宅に戻って家事をしたり、カフェでお茶したりできるんだけどね~。
デメリット➁ 月謝が高い
幼児・小学生の公文式の月謝は1教科あたり7150円(東京・神奈川は7700円)。
1教科だけの受講であればそれほどでもないですが、2教科・3教科となってくると月謝が2倍3倍になってくるので結構お財布には痛いです。
デメリット③ 他の知育教材をやる時間がなくなった
公文を始める前は「七田式プリントA」や「こぐま会」の教材などほぼ毎日やってたのですが、今は公文の宿題に追われてなかなかできなくなってしまいました。
時間的にキツいのもありますが、本人のテンション的にも「さっきくもんの宿題やったのにまだ他にもやらなきゃダメなのー?」と不満オーラを出してくるのでやらせづらい^^;
いま我が家にはほぼ手つかずの「七田式プリントB」が残ってます。これどうしよう…。
七田式もこぐま会も良い教材なので、土日だけでもやるようにしていきたいです。
【補足】カタカナはまだまだ出てこない
これはデメリットではないかもしれませんので補足ですが…
ひらがなはまぁ上手に読めるようになっているので、カタカナも早いうちに習得したいと思っていますが、娘のプリントを見てるとなかなか出てくる様子がありません。
調べてみるとカタカナが始まるのはA1からだそう。
今はまだ6A教材なので、A1教材までは「6A→5A→4A→3A→2A→A1」とまだまだ先は長い!
果たして小学校入学までにそこまでたどり着けるのか怪しいですね…。
公文とは別に市販のカタカナドリルなど買ったほうがいいのかなと考えています。
公文式1教科だけやるなら国語がおすすめ
このブログ記事では、4歳(年中)で公文の国語を始めて感じたメリット・デメリットと公文で学習している内容についてまとめました。
幼児では国語・算数・英語から教科を複数選べますが、この中からあえて1教科だけ選ぶとするならやはり国語がおすすめです。
- 国語はすべての教科の基礎となる重要科目
- 算数・英語は代わりになる教材が他にもたくさんある
のが主な理由です。
少し前にホリエモンが公文式をディスっていて話題になったことがありました。
筆者もホリエモンの著書を何冊も読むくらいホリエモン大好きですが、公文式が意味ないという意見についてはまったく賛成できません。
公文式を初めてまだ3か月という短い期間ではありますが、普段の様子を見ていると着実に学習の成果が出ていると感じますし、小学生になっても続けていきたいと思います!
公文式を始めようかどうか迷われている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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